冷たすぎる水風呂はアリ？ナシ？
海老名でサウナを楽しむときに知っておきたいリスクと“整い”のバランス
こんにちは。
神奈川県海老名市のプライベートサウナ、サウナスポットエビナ（SAUNA SPOT EBINA）です。
最近は「シングル（水温一桁台）の水風呂」や「キンキンの水風呂」がブームになり、
「どれだけ冷たい水に入れるか」が、サウナ好きの間で話題になることも増えました。
一方で、冷たすぎる水風呂には、体への負担やリスクもあることが、研究や医療機関からも指摘されています。
今回は、冷たすぎる水風呂の「危険性」と「整い感の向上」、そのバランスについてお話します。
1．冷たすぎる水風呂で、体の中では何が起きている？
熱いサウナのあとに、急に冷たい水に入ると
-
心拍数が急に上がる
-
血圧がグッと上がる
-
呼吸が一気に早くなる（“ヒュッ”と息を吸い込む感じ）
といった「コールドショック反応」と呼ばれる反応が起こります。
フィンランド式サウナと水風呂を組み合わせた研究でも、
サウナ中は血圧が下がるのに対して、その直後の冷水浴で収縮期血圧が大きく上昇することが報告されています。
健康な人にとっては「スカッとする刺激」で終わることが多いですが、
心臓や血管に持病がある方にとっては、この急な変化が負担になる可能性があります。
2．冷たすぎる水風呂の危険性
医療機関や心臓病学会などは、氷のように冷たい水への全身の急な浸水には注意が必要としています。
理由としては、
-
血管が一気に縮んで血圧が上がる
-
心臓にかかる負担が増える
-
不整脈（脈の乱れ）が起こることがある
-
思わず息を大きく吸い込んでしまい、パニックにつながるケースもある
といった点が挙げられています。
特に注意が必要なのは、
-
心筋梗塞や狭心症など心臓病の既往がある方
-
高血圧・糖尿病・脂質異常症など、血管のリスクを持っている方
-
ふだんからあまり運動していない方
-
お酒が入っているときや、体調がすぐれないとき
です。
こうした方が「限界にチャレンジするような冷たさの水風呂」に長く入るのは、
リスクの方が大きくなる可能性があります。
3．それでも“冷たい方が整う気がする”のはなぜ？
「キンキンの水風呂の方が、一気に整う気がする」という声もよく聞きます。
これは、
-
強い冷刺激によって交感神経（アドレナリン系）が一気に高まり
-
そのあとに副交感神経モードへ切り替わる
-
サウナ→水風呂→休憩のコントラストがよりハッキリする
といった流れが関係していると考えられます。
また、冷水浴やアイスバスは
-
気分の高揚（スッキリ感）
-
疲労感の軽減
-
回復感の向上
など、主観的なメリットを感じる人が多いことも報告されています。
ただし、「より冷たい水＝より健康的」という根拠は、現時点ではまだはっきりしていません。
冷たさや浸かる時間を上げていくと、整い感のプラスよりもリスクの方が先に増えてしまう可能性もあります。
4．どれくらいの冷たさが現実的？
施設や季節によっても変わりますが、海外のコールドプランジやスポーツ現場では、
水温10〜15℃前後を「一般的な冷たい水風呂ゾーン」として扱うことが多いとされています。
一桁台（9℃以下）は、経験者向け・短時間向けの「かなり負荷の高いゾーン」と考えておいた方が安全です。
大事なのは、「数字」よりも
-
入った瞬間に息が止まりそうにならないか
-
顔がこわばるほどツラくないか
-
出てから“気持ちよさ”が残るかどうか
といった体感でのバランスです。
5．サウナスポットエビナでの考え方
冷たさよりも「安全に、気持ちよく」
サウナスポットエビナは完全プライベートサウナなので、
-
水風呂の温度を、少しマイルド寄りに設定する
-
「今日は冷たさ弱めで」「今日はいつもよりチャレンジしたい」など、来店時に相談する
-
水風呂が不安な方は、「最初は手足だけ浸ける」など段階的に試す
といった調整がしやすいのが特長です。
「シングルじゃないとダメ」という価値観ではなく、
その日の体調・年齢・持病・サウナ経験をふまえて、“ちょうどいい冷たさ”を一緒に探すことを大切にしています。
6．理学療法士・作業療法士がいるから、負荷量の相談もOK
サウナスポットエビナには、病院など医療現場での経験がある
理学療法士・作業療法士のスタッフが勤務しています。
-
血圧が気になる
-
心臓や脳血管の病気をしたことがある
-
冷たい刺激に弱い気がする
-
どのくらいの時間・水温が自分に合っているかわからない
といった不安があれば、予約時や当日でも遠慮なくご相談ください。
サウナの時間・水風呂の入り方・セット数など、
「整い感」と「安全性」のバランスが取れるラインを一緒に考えていきます。
まとめ
“冷たさ勝負”よりも、自分の体に合った整い方を
-
冷たすぎる水風呂は、心臓や血管に負担をかける可能性がある
-
一方で、適度な冷水浴は「スッキリ感」や「整い感」を高めてくれることもある
-
大事なのは、「どれだけ冷たい水に入れたか」ではなく、
自分の体にとって気持ちよく、安全に続けられるかどうか
神奈川・海老名エリアで、
-
無理のない“整い方”を知りたい
-
冷たさは好きだけど、安全面もちゃんと考えたい
-
プライベートな空間で、自分のペースの水風呂を楽しみたい
という方は、サウナスポットエビナで
「冷たさ」と「整い感」のちょうどいいバランスを一緒に探してみませんか。
関連記事
